エイプリルフールですが、いたって通常運転、新年度の告知から始めます。
若手による若手のための俳句講座「俳句ラボ」 新年度受講生募集!
関西在住の若手俳人 杉田菜穂、久留島元、藤田亜未の各講師が、俳句の作り方や鑑賞の方法などについてわかりやすく、楽しく教授。魅惑的な俳句の世界へエスコートいたします。句作の経験が無くても大丈夫。実作を中心に実践的な句会を体験していただく、ユニークな内容も予定しております。ぜひお気軽にご参加ください。
- 対象:49歳以下で俳句に興味がある方ならどなたでも。
- 日時:毎月第2日曜日、午後2時~午後5時
- 場所:柿衞文庫
- ガイダンス(6月14日 全講師参加予定)
- 基本を学ぶ(7月12日・8月9日・9月13日 講師:杉田菜穂)
- 詠む読む俳句(10月11日・11月8日・12月13日 講師:久留島元)
- どんどん句会(平成28年1月10日・2月14日・3月13日 講師:藤田亜未)
- 受講料:
全テーマ一括:5,000円
1テーマ:2,000円
6月のガイダンスは無料 - 問い合わせ・申し込み:
電話(072-782-0244)で公益財団法人柿衞文庫まで
※ガイダンスは、無料でご参加いただけます。
※受講者は、講座終了時に作成する作品集(講師、受講者の作品などを掲載予定)に作品をご掲載いただけます。
俳句ラボも、ありがたいことに4年めに突入。
はじめは、そんなに若い人が来るのだろうかと不安ななかで始まりましたが、毎年少しずつ違った参加者を得て、また継続してくれる人もいて、ゆるゆるとのびやかに継続しております。
今年は講師もすこし変更があり、藤田亜未さんが参加。
ますます若返った、活気ある句会であり、講師陣も受講者もあまり区別なく、一緒に試行錯誤しながら、俳句について考えている「実験室」です。
テレビで関心を持ったというまったくの初心者でも、
俳句は好きだが結社に入るのはまだちょっと、という人でも、
あるいは結社句会では同世代に出会えないと苦労している若手作家でも、
どなたでも歓迎です。
よろしくお願いいたします。
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で、新しくなった「俳句ラボ」を起点に、新しい試み。
伊丹俳句ラボというHPを立ち上げました。
俳句ラボの講師と受講生が曜日ごとに担当し、毎日更新をめざして一句紹介します。
まだ試験運転という感じですが、これから充実させていけると思います。
トップバッターは、杉田菜穂(「運河」)さん。
ほかは、塩見恵介、藤田亜未、久留島(「船団」)、瀬越悠矢、仮屋賢一、野住朋可(ふらここ)という顔ぶれ。
こういう、結社や既存のグループを超えて、新しい場を起点に気軽に発信していけるのが、ネットツールのいいところですね。
久留島は土曜日に登場します。よろしくお願いします。
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そういえば。
たゆまず継続更新されているspicaの、「つくる」コーナー、今月は岡田一実さんが登場です。
先月の進藤くんが更新しなくなってからは、どうなるかと思いましたが。。。
岡田さんは先年現代俳句協会新人賞を受賞されてから破竹のご活躍、あっちこっちで目にするようになりました。
発売されたばかりの『関西俳句なう』(本阿弥書店)にも参加してもらって、私の往復書簡相手をしてもらっています。
以下、『関西俳句なう』所収「白鳥」より。
うなみさなみ帽子飛ばされそうですわ
髪洗はれて吾は王の血を継ぎし者
われわれの凧の不出来が昇り来る
のうぜんかづら地球から落っこちる
胎内に一回休む絵双六
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