私の家は、某大学のご近所にあるのですけれども。
先日、夜の十時ごろでしたか、家に帰るために大学の裏を通っていたところ、目の前を二人連れの男女が、歩いていたんですね。
学生さん、なんでしょう。
女子のほうはジャージ姿で、男子のほうは自転車を押しながら歩いていて、二人で談笑しながら歩いているんですね。
部活帰りかな、遅くまでやってるな。
仲よさそうに話している、楽しそうだな。
などと思いながら、後ろから見ていたら、不意に、男子のほうが会話を止めて、
顔を、女子に近づけた、と、思うや。
・・・!
しばらくして女子のほうが男子を押しのけて、
「・・・!ちょー、なんなん!」
と。
笑いながら、言うわけです。
しばらく女子は先に立って歩いて、男子がついてこないもんで、振り返ってもう一度、
「ちょー、なんなん!」
と。
これも笑いながら。
私。必死に無表情で追い抜きましたけれども。
もうね、
こっちが、「なんなん!?」ですわ!
人の目の前で!近所で!「なんなん!?」どこの青春よ!?通行人考えて!?
まったく、初夏になると人はこうも陽気になるのか、と、思いましたことです。
近ごろは惚気を世間に発表するのが流行なのでしょうか。まったく。
スピカ 西村麒麟「きりんの家」
*
閑話休題。
最近、まったく作句も何もできていないのですが、
俳句ラボの募集が始まっています。
柿衛文庫 俳句ラボ
今年から、方式がいろいろ変わりました。ご興味のある方は是非。
6月から8月の講師は杉田菜穂先生。
久留島は9・10・11を担当します。どうぞよろしく。
*
おまけ。
ここ一ヶ月余で、古本屋で買った俳句関連本。どれも2000円しなかったので、お買い得でした。
・『日本伝統俳句協会叢書32 山田弘子句集 春節』日本伝統俳句協会、2000
・稲畑汀子編『創刊百年ホトトギス巻頭句集』小学館、1995
・『えひめ発百年の俳句 郷土俳人シリーズ③高浜虚子』愛媛新聞社、1997
ろちゅう、か、あははは
返信削除曾呂利くんも麒麟さんの向こうをはってのろけたら
いいじゃないですか!
ご無沙汰しております。御元気そうでよかったです。
私はプレ隠居生活として、俳句、義太夫とやりまして最近は能の稽古に熱心です。(先生が素敵なの!)
今日は曾呂利くんの論評を読みまして、大いに刺激されました。またお会いしましょう
ご無沙汰しています。
返信削除いや、麒麟さんの「のろけ」は芸ですからね、一朝一夕では真似られません。精進します。
随分アグレッシブな「プレ隠居」ですね…! お能はたまにチケットいただいて見に行きますが、クライマックスに至るまでの濃密な緊張感がなんとも辛い。重要とは知りつつも睡魔に勝てた試しがありませんで、今度是非、睡魔に勝てる「見所」をご教示いただきたく。
路駐速攻学校に通報してくださいと思ったらそっちでしたか(笑)
返信削除かわいいじゃん「ちょー、なんなん!」って。ひさびさにゆーてみたいわ、などと血迷ってしまいそうです(*^O^*)
「ちょー、なんなん!」ろちゅうの男女緑さす
てこといかがでしょ????w
いやいや、わたなべさん他人事じゃないですからね、わたなべさんだって目撃者になるかも知れないですからね、それが教え子だったりするかも知れないわけですからね!今のうちにシミュレーションとかして悶絶しておいてください(笑)
返信削除しかしこの記事、なぜ「お姉さま」方に評判がいいのだろうw