彌榮浩樹氏の評論「1%の俳句」について言及している記事のまとめ。
私の感想は以前書いたとおりだが、内容や姿勢について賛成できないことは多々あれど、俳句専門誌ではなく文芸誌に俳句論が載った(賞を受賞した)、ということがまず大きな功績だと思われる。ある程度の無茶というかキャッチーな切り込み、また通説的な事柄の言い換え、といった部分は、掲載場所を考えれば大いに納得できると思っている。
もっとも、私としては「俳句らしくみえる」「99%」の沃野のほうが俳句だと思っているのだけど。
詩客 俳句時評 第5回 「1%の俳句」と「鳥籠は鳥のような何かを得る」 山田耕司
夕螺の一言日記 彌榮浩樹著「1%の俳句」
週刊俳句 Haiku Weekly: 彌榮浩樹「1%の俳句」を読む 関悦史
万来舎 短歌の庫 江田浩司評論 彌榮浩樹の評論「1%の俳句― 一挙性・露呈性・写生」を読む。
週刊俳句 Haiku Weekly: 彌榮浩樹「1%の俳句―一挙性・露呈性・写生」再読 有季定型と「写生」は結婚しうるか(1) 青木亮人
週刊俳句 Haiku Weekly: 彌榮浩樹「1%の俳句―一挙性・露呈性・写生」再読 有季定型と「写生」は結婚しうるか(2) 青木亮人
週刊俳句 Haiku Weekly: 彌榮浩樹「1%の俳句―一挙性・露呈性・写生」再読 有季定型と「写生」は結婚しうるか(3) 青木亮人
青木さんの長編評論はついに完結編。 「1%の俳句」批評から始まって、数年来ツイッターその他で発表されている青木さん自身の「写生」論につながっているので読み応えアリ。
どうでもいいけど、ここの書きぶりは、高評価なのか低評価なのかよくわからないが、奥歯にものが挟まったみたいでヤな感じ。
まあ、話のついで、と言ってはなんだが、今年の「群像」新人文学賞・評論当選作の彌榮浩樹「1%の俳句ー一挙性・露呈性・写生」も話題に上がった。
どう、上がったかは、ご想像にお任せする。
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