2011年1月11日火曜日
右往左往
松山へ行って佐藤文香、森川大和氏らと旧交暖めたり、
淡路島から帰ってきた神野紗希、江渡華子両先生をお迎えして宴を催したり、
しておりました。
意図せず、俳人との付きあいの多い、連休となりました。
あ、
「関西俳句なう」、無事に2週目の担当も更新しています。
日曜日には「呟き」欄も担当。「漫画的俳句」の定義について試みています。
ご覧ください。
「漫画的俳句」の理論化を考えたときには、関悦史さんの作品をめぐる一連の話題、説くに青木さんの発言などが念頭にあったので、いささか性急に、関さんの句を引いてしまった。
曾呂利亭雑記: 写生 青木亮人さんへ。
Togetter セカイ系アニメと関悦史俳句
週刊俳句 Haiku Weekly: テキスト版 2010落選展 関悦史 ゴルディアスの結び目
週刊俳句 Haiku Weekly: 笑い殺す気ですか? 関悦史「ゴルディアスの結び目」
投稿してから冷静に思い返してみると、「漫画的」のニュアンスからすれば、たとえば川上弘美さんの句集から引いてもよかったのだった。
夜店にて彗星の尾を見つけたり 『機嫌のいい犬』
名付けても走り去りたるむじなかな
C難度宙返りせる春のたましひ
川上弘美さんの句を初めてまとまって読んだとき、実は私のblogでは「ポストモダン」云々の議論が華やかであった。
曾呂利亭雑記: ワンダーとか、ポスモとか、コラージュとか。
このときの議論の行方はともかく、「コラージュ」という言葉であらわしたかった、ある種の軽さというか安っぽさというかキッチュさ、が、「漫画的」と感じさせる大きな要素であると思うし、また私自身の句もその方向を目指している、と思う。
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