2010年9月7日火曜日

短詩

 
詩、川柳、俳句、といろいろボーダレスの湊圭史さんが、新たなサイトを立ち上げた。

S/C。
シンプルなデザインと変わった名前のサイト。
s/c は現代川柳を中心とした短詩の紹介、評論を目的としたブログ型式+α のサイトです。

とのこと。
ジャンルに拘らず、「短詩」というところにポイントを絞って作品・鑑賞・評論を幅広く掲載していくようだ。

こちらで「続きはwebで」8句を掲載していただいた。
 http://sctanshi.wordpress.com/

ページ左上段にあるメニューから「短詩作品」を選んでいただければ、拙句掲載ページに飛べます。まだ少ない作品掲載のなか、柳人・樋口由起子氏と並んでるのがうれしい。
作品は既発表でよいとのことだったので、以前、第一回船団賞に出した20句のうちから8句選んで提出いたしました。
選考のときは箸にも棒にもかからなかった作品ですが(笑)、せっかくテーマを決めて作ったので封印するに忍びず。このたび思いがけず公開の機会を与えていただいたので、ありがたく投稿させていただいた。



「続きはwebで」は、すべて現代風俗を詠むという形で作っている。

出来がよくないので今回の8句からは削除したが、このとき
春一番google検索上昇す

という句も作った。
春一番が吹いたというニュースのあった日に、googleの検索上昇ワードに「春一番」が入った、という私の目撃した事実を詠みたかったのだが、うまくいっていない。
しかし、春一番が検索上昇する、というのは、季語の現代的な更新ということと、季語を便利な「ことば」として扱いたいということと、二つの意味で自分の姿勢にフィットしており、なんとか使いたかったものである。うまく表現できなかったら仕方がないのだが。


しかし、秋の投稿で「春」の句を出している時点で、有季派としては失格ではある。
 

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