2011年6月29日水曜日

妖怪俳句


お久しぶりです。

先の更新で次回予告をしたつもりが、すぐに本業の学会発表の準備に追われ、その翌週には先輩の発表を聞きに新潟へ行くというドタバタっぷりで、俳句のことはしばらく忘れ去っていました。これでも私、俳句ではなく中世文学を研究しているもので。

とはいえ、今週からはそういうわけにもいかないようです。
「関西俳句なう」では6-7月の特集として、「夢のオールスター句会」を掲載中。

順番の関係で3週間ほど更新がなく、ちょうど本業に集中できたのですが、今週からいよいよ順番がまわってきましたので一週間連続で担当しています。

私は「妖怪俳句」ということで、妖怪趣味を前面に出して連載中。

初日の月曜日は永田耕衣、
火曜日は中村苑子、
水曜日は正岡子規。
さきほど更新した木曜日は、順当なところでこの方です。


で、それとは別に「つぶやき」のほうでは『船団』89号について紹介させていただきました。
念頭にあったのは、やはり神野紗希さんの時評
改めて読み直すと、あまりにも意図が伝わっていないのではないか、と残念に思い、ここ数ヶ月考えている自分なりの「漫画的俳句」について述べてみたいと思いました。

ところが結局は考察というより紹介に終わってしまったので、どうも納得いかず。


あらためて補足的な評論を、鋭意、執筆中。こちらは近日公開。
 
  

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