2013年5月11日土曜日

ろちゅう。



閑話。

私の家は、某大学のご近所にあるのですけれども。

先日、夜の十時ごろでしたか、家に帰るために大学の裏を通っていたところ、目の前を二人連れの男女が、歩いていたんですね。

学生さん、なんでしょう。
女子のほうはジャージ姿で、男子のほうは自転車を押しながら歩いていて、二人で談笑しながら歩いているんですね。

部活帰りかな、遅くまでやってるな。
仲よさそうに話している、楽しそうだな。

などと思いながら、後ろから見ていたら、不意に、男子のほうが会話を止めて、

顔を、女子に近づけた、と、思うや。

・・・!

しばらくして女子のほうが男子を押しのけて、

「・・・!ちょー、なんなん!」

と。
笑いながら、言うわけです。

しばらく女子は先に立って歩いて、男子がついてこないもんで、振り返ってもう一度、

「ちょー、なんなん!」

と。
これも笑いながら。

私。必死に無表情で追い抜きましたけれども。

もうね、
こっちが、「なんなん!?」ですわ!

人の目の前で!近所で!「なんなん!?」どこの青春よ!?通行人考えて!?

まったく、初夏になると人はこうも陽気になるのか、と、思いましたことです。


近ごろは惚気を世間に発表するのが流行なのでしょうか。まったく。

スピカ 西村麒麟「きりんの家」





閑話休題。

最近、まったく作句も何もできていないのですが、

俳句ラボの募集が始まっています。

柿衛文庫 俳句ラボ

今年から、方式がいろいろ変わりました。ご興味のある方は是非。

6月から8月の講師は杉田菜穂先生。
久留島は9・10・11を担当します。どうぞよろしく。



おまけ。
ここ一ヶ月余で、古本屋で買った俳句関連本。どれも2000円しなかったので、お買い得でした。

・『日本伝統俳句協会叢書32 山田弘子句集 春節』日本伝統俳句協会、2000
・稲畑汀子編『創刊百年ホトトギス巻頭句集』小学館、1995
・『えひめ発百年の俳句 郷土俳人シリーズ③高浜虚子』愛媛新聞社、1997


4 件のコメント:

  1. ろちゅう、か、あははは
    曾呂利くんも麒麟さんの向こうをはってのろけたら
    いいじゃないですか!
    ご無沙汰しております。御元気そうでよかったです。
    私はプレ隠居生活として、俳句、義太夫とやりまして最近は能の稽古に熱心です。(先生が素敵なの!)

    今日は曾呂利くんの論評を読みまして、大いに刺激されました。またお会いしましょう

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  2. ご無沙汰しています。
    いや、麒麟さんの「のろけ」は芸ですからね、一朝一夕では真似られません。精進します。

    随分アグレッシブな「プレ隠居」ですね…! お能はたまにチケットいただいて見に行きますが、クライマックスに至るまでの濃密な緊張感がなんとも辛い。重要とは知りつつも睡魔に勝てた試しがありませんで、今度是非、睡魔に勝てる「見所」をご教示いただきたく。

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  3. わたなべじゅんこ2013年5月22日 9:56

    路駐速攻学校に通報してくださいと思ったらそっちでしたか(笑)
    かわいいじゃん「ちょー、なんなん!」って。ひさびさにゆーてみたいわ、などと血迷ってしまいそうです(*^O^*)
    「ちょー、なんなん!」ろちゅうの男女緑さす 
    てこといかがでしょ????w

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  4. いやいや、わたなべさん他人事じゃないですからね、わたなべさんだって目撃者になるかも知れないですからね、それが教え子だったりするかも知れないわけですからね!今のうちにシミュレーションとかして悶絶しておいてください(笑)

    しかしこの記事、なぜ「お姉さま」方に評判がいいのだろうw

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