tag:blogger.com,1999:blog-5109976487375573841.post7737212164292007762..comments2023-04-02T18:54:58.814+09:00Comments on 曾呂利亭雑記: ワンダーとか、ポスモとか、コラージュとか。曾呂利http://www.blogger.com/profile/04757193554369898767noreply@blogger.comBlogger5125tag:blogger.com,1999:blog-5109976487375573841.post-60565470399595776762009-06-06T23:52:17.271+09:002009-06-06T23:52:17.271+09:00>sakiさん
続けてありがとうございます。
>私は、俳句では今のとこ「時代を読み解く鍵語」...>sakiさん<br />続けてありがとうございます。<br /><br />>私は、俳句では今のとこ「時代を読み解く鍵語」として使うのが妥当かなと思います。<br /><br />そうですね、賛成です。<br />「ポストモダン」という言葉の曖昧さが、意識せず取り込んでしまう同時代の雰囲気、とでもいうようなものをあらわすには的確なのかもしれません。作者・作品の固有性と、時代精神一般への普遍性、さらにジャンルそのものがもつ普遍性。いろいろなレベルの性質を、どう読むのか、というのは、とても難しいことだと思います。<br /><br />「鑑賞」ということについて、いま、慌てて理論系の本を読み返しています。念頭にあるのは、「週刊俳句」に対する、谷雄介の批判。また、書かせていただきます。<br /><br /><br />>これから俳句をつくっていくうえで、作者として念頭に置いておきたいと思ってます。<br /><br />sakiさん、というより、神野紗希の活躍を期待している人間としては、とても嬉しくなる宣言ですね♪<br /><br />是非、またお話したく思います。美味しいご飯、期待してます!曾呂利https://www.blogger.com/profile/04757193554369898767noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-5109976487375573841.post-64462314608771683162009-06-06T22:30:39.589+09:002009-06-06T22:30:39.589+09:00初コメントやったんやね、失礼失礼。
私は、俳句では今のとこ「時代を読み解く鍵語」として使うのが妥当か...初コメントやったんやね、失礼失礼。<br />私は、俳句では今のとこ「時代を読み解く鍵語」として使うのが妥当かなと思います。<br /><br />俳句の雑誌などを見て、個別の事象について考えることがある。そしてそれらの性格や成り立ちを考えるとき、ああ、これも「ポストモダン」のもたらした相対化の結果のひとつといえるのかもしれないなあ…と思ってみる。このとき、個別の事象を変えてゆくヒントを得るためのものが、①俳句史の中だけで考えて見つかるもの、だけでなく②同時代の文化状況の変化から導き出せるもの、に広がるところが、一般的な「時代を読み解く鍵語」を導入するよさのように思います。<br /><br />表現史の上からとらえることももちろん有意義だと思いますし必要な作業だと思います(むしろ私もそちらのほうに興味があります)。<br />しかし実際には、私たちは、俳句の世界だけでなく、普段、一般社会の中で過ごしているわけです。そうすると、影響を受けるのは、過去の俳句からだけではなく、過去や同時代の文学や作家や音楽、絵画、サブカルチャーに至るまで、幅広いものから影響を受けて俳句を作っていることになります。積極的に時代精神を取り入れて作句する人もいれば、その社会に居ることでおのずと時代精神が反映された句を作る人もいると思います。だから、少なからず、時代が変われば自ずから違う俳句が出てくるのではないかなあ。そのことは、読み手としてよりも、むしろ、これから俳句をつくっていくうえで、作者として念頭に置いておきたいと思ってます。<br /><br />東京に来る機会があれば、是非教えてくださいね。みんなで美味しいごはんでも食べにいきましょう。sakinoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-5109976487375573841.post-77813891730930861312009-06-04T09:21:32.858+09:002009-06-04T09:21:32.858+09:00追記。
「ポストモダン」のような時代精神をあらわす用語を使ってしまうと、時代が変われば自ずから違う俳...追記。<br />「ポストモダン」のような時代精神をあらわす用語を使ってしまうと、時代が変われば自ずから違う俳句になるのだろうか、と疑問が浮かびます。そうかもしれませんが、そうではなく、表現史のうえから、必然的な変化ととらえていきたい。<br />・時代を読み解く鍵語、<br />・文学研究上の理論用語、<br />・作句法上での俳句用語、<br />これらの使い分けが重要なのだと思いますが、果たして「ポストモダン」はどういうことばでしょうか。曾呂利https://www.blogger.com/profile/04757193554369898767noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-5109976487375573841.post-60426014173926086842009-06-04T01:06:48.815+09:002009-06-04T01:06:48.815+09:00>sakiさん
早速、ありがとうございます。初コメント(^^。
blogの内容を例示だけのように誤...>sakiさん<br />早速、ありがとうございます。初コメント(^^。<br /><br />blogの内容を例示だけのように誤解、あるいはそのような誤解を生む引用になってしまったこと、失礼しました。むしろ、こちらの未熟です。<br />ただコメント欄でのやりとりも含め、文学研究の用語を使う必然性が、見えにくかったもので。<br /><br />>すでにポストモダン(相対化)の世界の中で、私たちはどうやって、俳句という伝統詩に向き合っていけばいいのか<br /><br />まったく、どうしていきましょうか(笑。<br />是非是非、いろいろなお話をしていきたいと思います。未熟者ですが、よろしくおねがいします。曾呂利https://www.blogger.com/profile/04757193554369898767noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-5109976487375573841.post-1677736225285354872009-06-03T23:43:29.772+09:002009-06-03T23:43:29.772+09:00久留島くん>わ、どうもありがとう。ブログにもコメントいただいて恐縮。
もちろん「見える」「的」とい...久留島くん>わ、どうもありがとう。ブログにもコメントいただいて恐縮。<br /><br />もちろん「見える」「的」ということだと思うよ。外の理論だから、ぴったり当てはまるということはなかなかないと思います。少なくとも、創作者側が、モンタージュやモダニズムのように、方法論として採用して、潮流になっているわけでもないしね。<br /><br />しかし例示だけに見えたのなら、反省反省。句が挙がるだけでなく、そこに、現代俳句の問題まで展望できれば、ポストモダンという話が、意義のある議論になるのかもしれないね。実際の目的は、すでにポストモダン(相対化)の世界の中で、私たちはどうやって、俳句という伝統詩に向き合っていけばいいのか、ということを考えたいわけで、ポストモダン的な俳句を見つけて楽しがりたいわけではなく、そこから学べるものがあれば(反面教師的にせよ)いいなあ、という気分です。<br /><br />楽しみに読んでいるので、これからも読み応えのあるものを期待しています。またご一緒していろんな話もしたいですね。sakinoreply@blogger.com